WWEネットワークと棲ごす日々

It is WWE impression blog as seen from Japanese Pro-Wrestling fan. 日本のプロレス界から旅立ったレスラーたちのWWEでの印象を綴るブログです。

WWE NXT TAKEOVER SAN ANTONIO JANUARY 28, 2017 中邑真輔NXT王座陥落!しかしボビー・ルードと「古き良き80年代NWA世界戦的」な試合を観せてくれました!

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2017年1発目の「NXT」ビッグイベント「テイクオーバー・サンアントニオ」はテキサス州サンアントニオ「フリーマン・コロシアム」で開催!

 

◼️シングル戦 

タイ・デリンジャー vs エリック・ヤング

何をやっても観客の「10(テン)」コールで大ブレイク中のタイ・デリンジャー(オールド・ファンは谷津嘉章の「オリャ!」でイメージして下さい)と、今NXT売り出し中のヒール・ユニット「サニティ」のエリック・ヤングのシングル戦。終始タイ・デリンジャーのペースで試合は進みましたが、最後はセコンドの介入を使ってヤングが逆転勝利。いまいち方向性の見えない一騎打ちではありました。

 

◼️シングル戦

アンドラーデ・シエン・アルマス vs ロデリック・ストロング

中邑真輔と同期的にNXT入りした「元ソンブラ」のアンドラーデ。真輔とは正反対で、その「GQ的」なセレブ・キャラが全くWWEファンの支持を得られず、とっても気の毒な「不人気」状態が続いています。今回はROHから移籍した売り出し中のロデリック・ストロングとシングル戦。ロデリックはディーン・マレンコ・タイプの「本格派」レスラー。結果はガッチリとロデリックがピンフォール勝ち。正直、アンドレイドは「噛ませ犬」的な存在になりつつあります。「極悪」系ヒール転向など、早急にキャラ・チェンジしないとこのままフェードアウトしそうな雰囲気です。

 

◼️NXTタッグ王座戦

DIY(トマソ・チャンパ&ジョニー・ガルガノ) vs ジ・オーサーズ・オブ・ペイン(w/ポール・エラリング)

NXTユニバースから絶大な支持を受けている技巧派タッグ「DIY」が、ポール・エラリングが率いる現代版ロード・ウォリアーズ「ジ・オーサーズ・オブ・ペイン(以下AOP)」を相手にNXTタッグ王座の防衛戦。体格はクルーザー級の「DIY」がスーパーヘビー級のふたりをテクニックでどう料理するかが焦点でしたが、AOPナチュラルパワーの前に敗れ去りました。AOPはまだ若手ゆえの「遠慮」が見られるのが、いまいちブレイクに至らない原因かと思われます。彼らのパワーを全開できるヘビー級タッグのライバル登場が急務だと思われます。

 

⬛️ セス・ロリンズ乱入、HHH登場

このセス・ロリンズの乱入により、翌日の「ロイヤルランブル」への出場停止処分が下されました。セスは「レッスルマニア」でのHHHとのシングル戦への伏線と思われますが、実際セスは怪我で欠場の状態であり、「レッスルマニア」で彼らのシングル戦が実現するかどうかは今のところ未定です。

 

⬛️NXT女子王座4ウェイ戦

アスカ vs ビリー・ケイ vs ペイトン・ロイス vs ニッキー・クロス

NXT女子部門の「絶対王者」アスカに今回挑戦するのはビリー・ケイ&ペイトン・ロイスの「セレブ系熟女タッグ」とヒール軍団「サニティ」のメンヘラ系元気女子ニッキー・クロスの4ウェイ戦。試合は意外と場外を使ったハードコア風味の展開になり、アスカ以外の3人も持ち味を発揮しましたが、実力ではやはりアスカが圧倒的に上。アスカは一瞬で流れを変える強力な蹴りとサブミッションがあるのが強みです。WWEの女子部門で今のところアスカと互角にやり合えるのはシャーロット・フレアーだけだと思います。個人的に早くシャーロット vs アスカが見たい!

 

⬛️NXT王座戦

中邑真輔 vs ボビー・ルード

メインは中邑真輔が、現在大ブレイク中の「グロリアス」ボビー・ルードを相手に迎えたNXT王座戦。もはやNXTにおける真輔人気は絶大ではありますが、ボビー・ルードも現在かなり「オーバー」しています。名前や見た目からして「ラビシング」リック・ルードを彷彿させますが、80年代NWA王者時代のリック・フレアーや「フォー・ホースメン」辺りのヒール・チャンプ的な雰囲気がアメリカのファンからも支持されている要因かと思います。実際この試合は80年代NWAを彷彿させるオールド・ファッションなプロレスを観せてくれました。最後はルードが王座を奪取しましたが、真輔がそんなNWA的なプロレスにアジャストしているのが結構見モノです。真輔が今後NXTに留まるのかWWE昇格なるのかは現時点ではわかりませんが、NXTで一区切りついたので、メジャー昇格は時間の問題だと思います。今後の展開に期待しましょう!

 

 

   

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